国際交流
概要
国際交流活動の概要
世界の障害者のための大学と交流協定を結び、シンポジウム・講演会の開催や各種交流プログラムによって研究者や学生の交流等を進めています。
講演会では協定校などから講師を招き、各国の障害学生支援や人材育成、情報保障技術、障害者スポーツ等についてご講演いただいています。
交流プログラムについては、特設授業科目「異文化コミュニケーション」による協定校への短期派遣を行っています。派遣先によって異なりますが、5～12日間程度、協定校において施設・設備見学、専門科目の体験授業、現地学生との交流等を行う科目です。選ばれた学生には派遣のための支援を大学の基金等から行なっています。授業を受け、学園生活をともにし、国際理解を深めながら文化体験をする中で視野を広げ、自らの学修への取り組みや将来の目標を考える良いチャンスになっています。
また、語学力向上・異文化理解のため、英語、ASL（American Sign Language）、国際手話を学ぶことのできるプログラムを行なっています。
このほかにも、ギャローデット大学とVE/COIL*プログラムを行うなどの取り組みを通じて、学生へ異文化交流の機会を提供し、グローバル人材の育成をはかっています。* VE（Virtual Exchange、仮想交流）/COIL（Collaborative Online International Learning、オンライン型国際連携学習）
写真左は本学で講演するギャローデット大学学長、中央はロチェスター工科大学・国立聾工科大学での研修時の記念撮影、右は本学で行っている国際手話サロンの様子です。
大学間交流協定締結校・機関
本学が大学間交流協定を締結している大学や機関を紹介するページをご確認ください。
参考：2023年度（2023年9月実施）の韓国研修の日程
| 1日目 金曜 | 出国 |
|---|---|
| 2日目 土曜 | ソウル市内見学 |
| 3日目 日曜 | 韓京国立大学校へ移動 |
| 4日目 月曜 | 韓京国立大学校施設見学 |
| 5日目 火曜 | 韓京国立大学校 空間デザインの授業見学、異文化体験 |
| 6日目 水曜 | 韓京国立大学校 視覚デザインの授業見学、国際手話授業参加、異文化体験 |
| 7日目 木曜 | 韓京国立大学校 UDデザイン授業参加、日韓学生交流会 |
| 8日目 金曜 | ソウル市へ移動 |
| 9日目 土曜 | ソウル市内見学 |
| 10日目 日曜 | 帰国 |
写真はUDカフェでの車いす体験
大学間交流協定に基づく国際交流参加費用
令和5年度の実績は下記のとおりです。年度によって金額は異なりますが、大学からの経済的支援があります。欧州研修及びアイオワ大学研修は保健科学部学生対象、韓京国立大学校及びアメリカ東部研修は産業技術学部学生対象です。
| 研修先 | 期間 | 費用（概算） |
|---|---|---|
| 欧州（ICCサマーキャンプへの参加） | 7日間 | 35万円 |
| アメリカ（アイオワ大学） | 8日間 | 50万円 |
| 韓国（韓京国立大学校） | 10日間 | 20万円 |
| アメリカ東部（ロチェスター工科大学・国立聾工科大学） | 9日間 | 50万円 |
協定校との交流、海外派遣研修の様子
写真左上はギャローデット大学学長来訪時の学生交流会における集合写真、中央上はアイオワ大学理学療法学科での授業体験の様子、右上はアイオワ大学障害学生支援サービスでの研修参加者の集合写真、左下は韓国研修での異文化（韓服）体験の様子、中央下はギャローデット大学教員による国際交流講演会の様子、右下はイタリア・ローマでの欧州研修参加者の集合写真です。