国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

学部・大学院

保健学科

視覚障害者を対象とする高等教育機関として、技術革新や情報化、国際化が進む社会にあって、それらの変化に柔軟に対応できる専門的医療技術者 及び情報技術者の養成を目指すとともに、健康や福祉に貢献できる専門家を育成します。

保健学科イメージ写真

鍼灸学専攻

鍼灸・手技療法に関する専門的な知識と技術を身につけた、はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師の養成をします。特に、東洋医学と西洋医学の両視点を兼ね備えた高い専門性を教育し、現代医療に貢献できる専門技術者を育成します。

理学療法学専攻

理学療法に関する高度かつ専門的な知識と技術を習得し、リハビリテーション医療の一翼を担う理学療法士の養成を目指します。特に、実習科目や臨床実習において個別指導に重点をおいた教育を行うことで、学生が実務的能力を充分に発揮できるように指導します。また医療に従事するメンバーとして高い教養と常識を備え、人間関係を良好に保ち、真に患者様のためになる医療を追求する態度を身につけた専門技術者の育成を図ります。

保健学科からのメッセージ

我が国は今、社会の高度化、情報化、高齢化の時代を迎え、国民生活をめぐる情勢が著しく変化しています。その一つの側面として、感覚機能障害や運動機能障害、疾病や障害を持つ人々が増加しており、国民の健康や福祉に対する関心はますます高まり、健康増進から機能回復までの一貫した医療や健康・福祉サービスが求められる時代となっています。

本学科は、まず、自らの情報授受障害を克服するための情報リテラシー等の補償能力を高め、幅広い教養を身に付けて豊かな人間性を養います。更には鍼灸学、理学療法学、健康福祉学の学問域を深めることにより、医療に関する基礎知識や情報化の進展に柔軟に対応できる専門医療技術者、健康に関する素養を備えた福祉専門家を育成します。

学科は2つの専攻(鍼灸学専攻・理学療法学専攻)から構成しています。視覚に障害のある人の社会自立と視覚障害補償、それらに基づいて個々の適性と希望により幅広い教育の可能性を高め、保健医療に対する社会の変化に柔軟に対処できるように構成しています。鍼灸師、理学療法士の資格をめざす者、福祉分野の技術者として専門性をより深め、困った人に手がさしのべられる熱意を持った人を待っています。