就職・進路
具体的な活動事例
就職支援体制
就職支援体制として各学科、障害者高等教育研究支援センターの教員で組織する「聴覚障害系就職委員会」を中心に、就職ガイダンス・セミナー・講演会等を企画・実施し、学生の就職支援活動を行っています。 また、就職活動に関連するコミュニケーションの個別指導を年間を通じて実施しています。 さらに、教育面からの就職支援として障害関係科目の中で、キャリア発達を促す内容を扱っています(デフコミュニティと社会参加・聴覚障害教育と心理・聴覚障害と就労・聴覚障害教育研究・ろう者文化研究)。3年次のインターンシップ(職場実習)では、将来に備えた指導的な技術者としての素養と実践的な技術的感覚の体得を目指しています。 就職資料室(大学会館1F)には、各企業等からの求人票や企業案内の冊子等が備えてあり閲覧できるようになっています。
29年度就職講座等の実施状況(平成30年3月現在)
5月 | 6月 | 8月 | 10月 | 12月 | 1月 | 3月 |
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合同企業説明会参加者対象マナー講座 | 第1回講座 「就職活動の心得」 |
第4回講座 「第1回SPI模擬試験」 |
第6回講座 「自己分析&自己PR対策講座」 「履歴書添削」 |
第7回講座 「ビューティー講座」 |
第10回講座 「公務員講座」 「WEBテスト対策模試」 |
第2回合同企業説明会 |
合同企業説明会 | 第2回講座 「スーツ着こなし講座」 |
第5回講座 「公務員試験対策模試」 |
第1回就職セミナー 「生きる力」 |
第2回就職セミナー 「学校から職場への移行」 |
第3回就職セミナー 「卒業予定者を対象とした就職セミナー」 |
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第3回講座 「会話・メールのマナー」 |
第8回講座 「将来の進路と学生生活」 |
「模擬面接講習会」 | ||||
第9回講座 「第2回SPI模擬試験」 |
合同企業説明会
学生の採用を検討している企業を大学に招き、合同説明会を実施しています。毎年20~30社の企業が参加し、企業ごとに個別説明を行うブース形式で実施しています。各ブースでは、企業の採用担当者や実際に働いている卒業生による会社概要・採用条件に関する説明を聞くことができます。
スーツ着こなし講座
紳士服販売店のスタッフを講師として実施するスーツ着こなし講座では、就職活動に必須となる身だしなみのマナーなど、第一印象を良くするためのアドバイスを受けることができます。この他、就職活動のためのメーキャップを学ぶことができるビューティー講座も実施しています。
自己分析&自己PR対策講座
就職活動で求められる「自己PR」への対策として、自己分析&自己PR対策講座を実施しています。自己分析講座では過去の自分を振り返りながら、ペア発表を通して自己理解を深めます。自己PR講座では学生同士で自己PRを行い、伝わりやすい自己PRの作成方法を学ぶことができます。
模擬面接講習会
模擬面接講習会では、選抜された代表学生4名が登壇し、本番同様の模擬面接を行います。就職活動を目前に控えた時期に、志望動機の作成方法や企業研究のポイントについて再確認することができるため、代表学生だけでなく、客席で観覧している学生にとっても有意義な講習会です。
学内会社説明会等
学内で申込のあった企業等の説明会を随時実施しています。企業の採用担当者から最新の情報を入手するとともに就職への大きな一歩となることが期待されます。また「企業向け大学説明会」や「就労に関するシンポジウム」を開催し、企業とのつながりを強めています。
学校推薦、大学紹介について
学校推薦とは、企業と大学との信頼関係に基づき一定の採用枠を設けるものです。企業により推薦の取り扱いは様々で、選考の過程が一部免除される場合や、ほぼ内定を出す場合などがあります。大学紹介とは、就職担当者が学生と面談を行い、本人の希望や適性にあった企業を紹介する方法です。本学は、多くの企業から推薦や紹介の依頼をいただいており、本学のシンポジウムに参加するなど聴覚障害者の採用に前向きな企業を学生に紹介しています。約半数の学生が学校推薦・大学紹介を受けて就職しています。
教職課程について
平成23年4月入学者から下記の教育職員免許状が取得可能となりました。
●産業技術学部 産業情報学科
○中学校教諭一種免許状(数学)
○高等学校教諭一種免許状(数学)
○高等学校教諭一種免許状(情報)
○高等学校教諭一種免許状(工業)
●産業技術学部 総合デザイン学科
○高等学校教諭一種免許状(工芸)
大学院進学について
平成22年4月に、天久保キャンパスに「技術科学研究科(修士課程)産業技術学専攻」が設置され、学部教育との連続性を持たせたより高度な知識等の修得が可能となりました。
また、平成26年4月には、社会において障害者支援の中核的な役割を担いうる高度専門職業人および情報保障の研究者を養成する「情報アクセシビリティ専攻」も設置され、自身の障害に対する理解を深めつつ、学部で学んだ知識、技能を活かし、さらなる研究を推し進めることが可能となりました。
専攻 | 入学定員 | コース | 修了時の学位 |
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産業技術学専攻 | 4人 | 情報科学コース | 修士(工学) |
システム工学コース | 修士(工学) | ||
総合デザイン学コース | 修士(デザイン学) | ||
保健科学専攻 | 3人 | 鍼灸学コース | 修士(鍼灸学) |
理学療法学コース | 修士(理学療法学) | ||
情報システム学コース | 修士(工学) | ||
情報アクセシビリティ専攻 | 5人 | 障害者支援(聴覚障害)コース | 修士(情報保障学) |
障害者支援(視覚障害)コース | 修士(情報保障学) | ||
手話教育コース | 修士(情報保障学) |