国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

就職・進路

在学生・卒業生に対する支援

本学は、障害者の社会的自立を目的とする大学であり、そのためには企業等への就労を支援し、職業的な自立を果たすことが重要です。そこで、各学科・専攻に就職担当教員を配置し、全学的な立場からは就職委員会を組織して就職に関する企画立案や就職情報の提供を行っています。

聴覚障害学生に対する支援

天久保キャンパスにおける就職支援については、各学科、障害者高等教育支援センターの教員で組織する「聴覚障害系就職委員会」を中心に行っています。

聴覚障害系就職委員会では、在学生向けには各種模擬試験や模擬面接等のガイダンスを行っており、また企業等の人事担当の方を対象として聴覚障害学生雇用に関する理解を啓発するための行事(例年、「企業向け大学説明会」(秋頃)や、「大学等を卒業した聴覚障害者の就労に関するシンポジウム」(開催時期は不定期)を開催。)を行う他、学内説明会の開催を受け付けています。さらには各教員が個別に、在学生・卒業生からの就職に関わる相談に対応し、希望者に対しては面接練習や就職活動に関連するコミュニケーションの個別指導も行っています。

なお、大学会館1階の食堂隣りに、求人・合同説明会等の資料の閲覧が可能な「就職資料室」を設けています。

視覚障害学生に対する支援

春日キャンパスにおける就職支援については、「視覚障害系就職委員会」を中心に行っています。保健科学部と障害者高等教育研究支援センターが連携して、各学科・専攻の就職活動の特徴に応じた支援・指導・職域開拓を行っています。

その他、就職活動の一環として、就職指導講演会やガイダンスの実施、個別指導として模擬面接会の開催、企業・病院などへのPR活動も積極的に行っています。さらに、授業においても、キャリア教育関連の講義を開講し、就労に関する基本的な知識などの習得が可能となるよう配慮しています。

また、春日キャンパスにある視覚障害系図書館2階のキャリア情報コーナーには就職関係の求人及び各種情報や関係雑誌などの資料を揃えてありますので、本学学生はいつでも利用することが可能です。