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  • 2021年6月11日
  • 視覚

情報システム学科の学生が基本情報技術者試験に合格

合格証書を手にした藤井さん

本学保健科学部情報システム学科3年の藤井弘毅さんが、令和3年度春期基本情報技術者試験に、特別措置による点字受験で合格しました。同試験は経済産業省が認定する国家試験「情報処理技術者試験」区分の一つです。

基本情報技術者試験の点字受験は、試験時間が一般受験者より1.5倍に延長され、午前・午後問題を合わせて7時間30分で点字化された問題を解きます。藤井さんは当初、令和2年度秋期試験での合格を目指して試験勉強をしていましたが、新型コロナウィルスの影響で試験は実施されませんでした。しかし途中でくじけることなく勉強を継続し、今回の合格に到達出来たとのことです。また、午後問題のプログラミング言語は令和2年度より追加され、特別措置としては初めての実施となったPythonを選択したそうです。少ないコードで簡潔にプログラムを理解することができる言語だったのがその理由だとのこと。

藤井さんは将来、障害の有無に関わらず全ての人が先進的なIT技術の恩恵を受けられるよう、アクセシビリティエンジニアとして精力的に活躍したいとのことです。写真は、合格証書を手にした藤井さんです。

(保健科学部情報システム学科 嶋村 幸仁/2021年6月11日)