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- 2023年2月 3日
- 視覚
情報システム学科の北畠さんが情報処理安全確保支援士試験に点字受験で見事合格
本学保健科学部情報システム学科3年の北畠一翔さんが、令和4年10月9日 日曜日に実施された令和4年度情報処理安全確保支援士試験に点字受験で見事一発合格し、本学で初めての快挙を成し遂げました。
情報処理安全確保支援士試験は情報処理推進機構(IPA)が実施する試験の中でも最高難易度であり、情報セキュリティに関する知識と技能が求められる難関試験です。
以下は北畠さんのコメントです。「今回の受験で最も難しかったことは、全体の問題量が多く、1つの設問が点字や点図で数ページにも及ぶ長文の内容を理解し、的確な解答を点字で記述解答しなければならなかったことです。また、特別措置による時間延長で合計7時間30分の試験に集中し続けることでした。」
北畠さんは令和3年度秋期基本情報技術者試験にも合格。情報処理安全確保支援士試験に合格することは、これまで学んだ情報処理の知識と技術を客観的に証明することになると考えて受験を決意。本学障害者高等教育研究支援センターで参考書をテキスト化、図表を点図にしてもらえたこと、IPAから過去問題の点字冊子を借用したことなどの受験対策で試験に挑むことができました。北畠さんは将来、ITエンジニアとして就職し多くの実務を経験していきたいとのことです。
写真は合格証書を手にする北畠さんです。
(保健科学部情報システム学科 松尾 政輝/2023年2月3日)