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- 2023年3月 1日
- 全学
つくば市バリアフリーまち歩き点検を実施
つくば市では現在、バリアフリー法(正式名称:高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)に基づくマスタープランの策定に向けて、協議会を組織し、検討を進めています。
その一環として、実際のまち歩きによるバリアフリーの点検を実施しており、本学の学生や、教員も検討会に参加しています。
今回は、春日キャンパスを中心に、天久保エリアのまち歩き点検を行いました。天久保には、本学のほか、筑波大学等の教育機関や医療施設も多く立地しており、"車のまちつくば"の中でも、徒歩や自転車で移動する人が多いエリアです。 本学からは聴覚障害者、視覚障害者、またこの他にも電動車椅子使用者とその介助者、高齢者、子育て中の親、道路管理者、公共交通管理者、交通やまちづくりの研究者など様々な立場の方が参加し、どこにバリアがあるのか、あるいはバリアフリーなのかを点検しながら2時間超のまち歩きを実施しました。
ガイドラインや教科書で知ることと、実際に当事者の困難を目の当たりにし、その体験を共有することとでは、理解の度合いが全く変わってきます。写真は、街の中のバリアを写しています。皆さんは何がバリアなのかわかりますか?
今後もこの検討会は続き、来年度、マスタープランが完成する予定です。引き続き本学も当事者団体の1つとして、コミットしていきます。
詳細は、建築系HPにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
(産業技術学部産業情報学科 梅本 舞子/2023年3月1日)