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- 2023年6月15日
- 視覚
技術科学研究科修了生(鍼灸学コース)が高木賞を受賞しました
本学大学院技術科学研究科保健科学専攻鍼灸学コースを令和元年度に修了した渡邊健さんが、この度、全日本鍼灸学会2022年高木賞(奨励賞)を受賞されました。高木賞は前年度に学会誌に掲載された優れた論文に対して授賞されるもので、鍼灸において最高峰の賞となります。今回、修士課程での研究をまとめた原著論文「坐骨神経鍼通電療法における安全性・再現性の高い刺鍼点および刺鍼点同定のための触察法の画像解剖学的検討─坐骨結節―大腿骨間陥凹部刺鍼点の提案─(全日本鍼灸学会雑誌. 2022; 72(2): 132-143)」に対して贈られました。坐骨神経に対して鍼通電を行う際、視覚障害者でも容易に触察で同定でき、かつ安全に施術ができる新たな刺鍼点について研究・提案したものです。写真は、6月10日 土曜日に神戸で行われた授賞式の様子です。高木賞の受賞は本学修士学生としての初の快挙です。研究成果は彼の努力に加えて、同僚や医療センター研修生と共に得たものです。皆で喜びましょう!
渡邊さん、おめでとうございます。
(保健科学部保健学科鍼灸学専攻 鮎澤 聡/2023年6月15日)