6月26日 月曜日に、国際交流加速センターの事業の一環として、国際的に活躍するろう者に関する講演会をオンラインで実施しました。講師にはマサチューセッツ総合病院/ハーバード大学医学大学院科学者のタイラー・プゲダ（Typer Pugeda）氏をお招きしました。タイラー氏は、米国南カリフォルニア出身のろう者で、日系アメリカ人５世、フェリピン系アメリカ人３世であり、スペイン、中国、韓国の祖先のルーツを持っています。フルブライト奨学金制度を利用して、ドイツへ研究留学した経験もあります。

当日は「地球市民としての目標を見つける方法とは」という講演タイトルで、子ども時代から大学時代までの経験、デフフッドへの旅、祖先が経験してきた第二次世界大戦における日系人の強制収容所での出来事、ドイツ留学時代から現在に至るまでの経緯など、お話しいただきました。参加者は、本学産業技術学部の学生・教職員合わせて66名（オンデマンド視聴者含む）でした。

写真は、タイラー氏による講演の様子（右：オンライン、左：対面）の一部です。