7月31日から、本学東西医学統合医療センターで受託実習を受け入れている、東京医療専門学校2年生の見学がはじまりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、過去数年はオンラインによる講義となっていましたが、今年は現地で見学となりました。見学に訪れるのは、当センターを希望した66名で、1日につき6～9名のグループが9日間にわたり見学します。当センターは、東西医学を統合した、本邦でも数少ない統合医療を実践する施設です。
　見学では、鍼灸あん摩マッサージ指圧のほか、医師の診察や理学療法士によるリハビリテーションの見学を行い、統合医療を肌で感じていただきます。また、視覚障がいを有する研修生等とのコミュニケーションや障がい補償の実際に触れることで、視覚障がいに対する理解が深まっているようです。
　実習によって、統合医療や鍼灸あん摩マッサージ指圧の素晴らしさとともに、視覚障がい者と共生する社会を身近なものに感じていただき、今後の学習や生活に生かしていただきたいと思います。