12月2日 土曜日と3日 日曜日及び9日 土曜日と10日 日曜日に、リカレント教育推進事業「視覚障害を有する鍼灸あん摩マッサージ指圧師と理学療法士が多様化する専門分野で幅広い働き方をするためのプログラム」の実技実習を開催しました。先月の札幌のサテライト会場開催を皮切りに、今月は本学の東西医学統合医療センターで2回の実習を行いました。実習では、身体所見や鍼灸あん摩マッサージ指圧の基礎と応用実技、さらに、今年度から対象とした理学療法に関する実技実習を行いました。神奈川や東京、千葉などから、第1週は6名、第2週は5名の受講者が参加しました。つくばに初めて訪れる受講者も多く、宿泊先やアクセス方法の情報提供や、必要に応じて手引きをして、受講者が安心して受講できるようにサポートを行いました。開業やヘルスキーパーなど、様々な背景をもつ受講者同士が、お互いの環境や施術について、活発に情報交換をされていました。スキルの習得はもちろんですが、このようなコミュニケーション機会を生み出すことも本事業の重要な役割だと感じました。

写真は、理学療法に関する実技実習の様子です。