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- 2024年2月 1日
- 視覚
リカレント教育推進事業 視覚プログラム 最終の実技実習を京都で開催!
1月20日 土曜日と21日 日曜日に、リカレント教育推進事業「視覚障害を有する鍼灸あん摩マッサージ指圧師と理学療法士が多様化する専門分野で幅広い働き方をするためのプログラム」の最終の実技実習を開催しました。今年度は、本学(つくば市)の他に、全国にサテライト会場を設置して事業を進めてきました。最終の実習は、京都府立盲学校にご協力をいただき、京都市で開催しました。実習には、短期大学時代の本学卒業生や現役の理療科教員など、これまでで最多の11名が参加されました。愛知県など、他県からの参加者も多かったため、京都駅で集合して、本学スタッフと共に会場まで移動しました。待合わせ時間の調整の際、受講者から「鍼灸師としてのスキルアップだけでなく、独力での外出の世界をまた1歩広げる挑戦のお手伝いをいただけたら嬉しいです」という言葉をいただきました。サテライト会場を設けて良かったと感じた瞬間でした。
この実習を通じて、広く受講者の方々と直接、お話をすることができました。個々のスキルを向上するだけでなく、受講者同士や私たちとの出会いによって、少しでも人生を豊かにできれば良いなと思いました。今年度のリカレント教育推進事業の視覚プログラムは2月で終了予定です。今までの経験を生かした本学にしかできない「リカレント教育」を提供して、社会や地域に貢献していきたいと思います。
(東西医学統合医療センター 櫻庭 陽/2024年2月1日)