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  • 2024年2月 2日
  • 視覚

医療センター研修生が緩和ケア科で研修を行いました

左から、担当していただいた緩和ケア科の高久医師と研修生2名

1月25日 木曜日と26日 金曜日の2日間、東西医学統合医療センター2年目の研修生2名が、水戸済生会総合病院緩和ケア科で研修を行いました。これは、医療センター卒後研修制度のプログラム「外部研修」の一環で、医療センターでは学べない幅広い知識を他施設の臨床現場で学び、経験することが目的です。

緩和ケアとは、がん患者とその家族が、可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるようにするための医療のことで、鍼灸やあん摩マッサージ指圧を用いた事例も報告されています。実際、医療センターにもがん患者さんが来院しています。研修では、外来や入院患者の診察、科内のカンファレンス、入院前の患者と家族に対する面談など、いろいろな経験をすることができました。この研修が、今後、医療人として活動してゆく研修生のモチベーションとなることを期待しています。さらに、鍼灸あん摩マッサージ指圧によって、多くのがん患者やその家族の苦痛を軽減できるような取り組みにつなげていきたいと考えています。

写真は左から、担当していただいた緩和ケア科の高久医師と研修生2名です。

(東西医学統合医療センター 櫻庭 陽/2024年2月2日)