2月17日 土曜日、つくばエクスプレス（TX）守谷駅及び総合基地において小学4～6年生を対象とした「学ぼう！TX講座～ユニバーサルデザイン～」を開催しました。この講座は、TXを運営する首都圏新都市鉄道株式会社と本学の連携事業の一環として、同社社員の方と本学学生が講師となって、障害やユニバーサルデザインについて学ぶ講義と、列車内でユニバーサルデザインゲームや体験型学習を行いました。

前半の講義では、TXのユニバーサルデザインや視覚・聴覚障害についての基礎知識を学んでいただくとともに、聴覚障害のある学生と筆談ボードなどの情報保障機器等を使用してのコミュニケーションや、弱視の見え方を体験できる特別なゴーグルの装着といった体験をしました。

後半は、この日のためにご準備いただいたTX‐3000系の貸切列車に乗り込み、総合基地まで移動し、列車内のユニバーサルデザインを見つけるゲームと、白杖とアイマスクを使用した歩行体験を行いました。

参加した児童は、学生からの問いかけに積極的に回答しコミュニケーションを楽しんでいました。終了後のアンケートではすべての参加者が楽しめたと回答しており、本講座で有意義な時間を過ごすことができたようです。

講師となった学生も、子どもたちの楽しむ様子を見ながら自らも楽しんで取り組むことができました。実施後の振り返りでも的確な意見が出ており、今後のイベントにも活かせる貴重な学びの機会となりました。

写真はイベントの様子です。