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  • 2024年3月 4日
  • 全学

令和5年度第2回FD・SD研修会「差別解消法に基づく合理的配慮研修」を開催

合理的配慮講演会中のスクリーンショット

令和6年2月20日 火曜日、オンラインにて、障害に対する合理的配慮推進委員会主催の令和5年度FD・SD研修会「差別解消法に基づく合理的配慮研修」を開催しました。今回は京都大学学生総合支援機構 准教授の村田淳先生を講師にお招きし、「大学における障害学生支援の現在―改正障害者差別解消法をふまえた動向と展望」と題してご講演いただきました。

講演では、今年4月に改正法が施行される障害者差別解消法および基本方針について、改定のポイントを解説していただくとともに、障害学生支援において重要な要素である「事前的改善措置」および「教育的配慮」を、それぞれ「合理的配慮」との関係性に照らして解説いただくなど、最新の動向も踏まえながら「合理的配慮とは何か」について総合的に学ぶ貴重な機会になりました。

後半では、京都大学DRC(Disability Resource Center・学生総合支援機構障害学生支援部門)における障害学生支援についてご紹介いただき、高大接続・社会への移行に向けた取組など本学にとっても興味深い事例を伺うことができました。

なお、本研修会はオンラインにて行われ、本学教職員80名が参加しました。

写真は研修会の様子です。写真の左側は発表スライド、右側の上が講師の村田先生、中が文字通訳、下が手話通訳の画面です。

(総務課総務係/2024年3月1日)