国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2024年4月19日
  • イベント

医療センターが科学技術週間のプレイベントに出展!

ブース全体の様子

リハビリ器具のレッドコード体験の様子

4月14日 日曜日、本学東西医学統合医療センターが、4月15日からはじまった科学技術週間にあわせて開催されたSCIENCE & TECHNOLOGY PRE EVENT 2024にブースを出展しました。

ブースでは、視覚障害者の理療教育に関する研究や視覚障害と鍼灸あん摩マッサージ指圧の歴史の紹介、視覚障害の疑似体験など、視覚障害の理解につながる体験を行いました。また、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士が協働する医療センターの特長を生かして実践している、東西の医学による統合医療および健康生成に関する体験コーナーを設置しました。

ブースは、視覚に障害があるスタッフ含む29名で運営し、子どもたちやその家族を中心に、予想を大きく上回る281名が訪れました。
視野狭窄や中心暗点など、視覚障害の見えかたの疑似体験ができるメガネをかけて、音がなるブラインドサッカーのボールを蹴ったり、視覚に障害があるスタッフからマッサージを受けたりして、楽しく視覚障害や健康生成に対する理解を深めていただきました。

今後も様々なイベントを通じて、共生社会の実現や地域住民の健康生成に貢献したいと思います。

写真左は、ブース全体の様子、右はリハビリ器具のレッドコード体験の様子です。

(東西医学統合医療センター 櫻庭 陽/2024年4月19日)