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- 2024年11月 5日
- イベント
「聴覚障害のある社会人のための情報交換会」を開催しました
2024年9月21日 土曜日に聴覚障害者のためのキャリアサポートセンターによる、今年度第3回目の「聴覚障害のある社会人のための情報交換会」をオンラインで開催しました 。当日は聴覚障害のある社会人4名、聴者2名と、本学の教職員6名の計12名が参加しました。
今回は「お役立ちツール」をメインテーマに、第一部は話題提供と情報交換会、第二部は交流会の二部構成で実施しました。
第一部では聴覚障害当事者で音声認識・要約ソフトの開発に携わっている藤江匠汰氏にご登壇いただき、音声認識ツールの使い方と留意事項、実際に使用される音声認識ツールの機能、本学の安准教授が作成した音声認識ツールの使用環境・音響設備に関する資料についてご説明いただきました。
参加者からは「音声入力の二重入力の防止」 「複数人で会話をする際の認識精度」 「起床時にアラーム以外で起きる方法」 「職場で周囲の音声会話を把握する方法」 などの質問や話題が挙げられ、話題提供者や教職員からの情報提供も行われました。
第二部ではスタッフによる進行・情報保障は行わず、オンラインホワイトボードツールを用いて参加者が自由に語り合える場を設けました。スタッフも一緒にツールの使い方を共有したり、第一部に続いてお役立ちツールや音声認識ツールについて話したり、読話講習会に関する話題が挙がったりしました。
参加者の皆さんからいただいた感想を一部ご紹介します。
- 音声認識の技術者視点での環境やマイクの選び方をお話しいただき参考になりました。
- いろいろなテーマに沿って楽しいです。またよろしくお願いいたします。
- テーマに関して、各参加者の働く業種や困りごとをもとにした質疑が行われていたことにより、理解が深まりました。
※画像は、終了時に撮影した記念写真です。一部ぼかし処理をしています。
(産業技術学部 河野純大、田中陽土、能美由希子、松谷朋美/2024年11月5日)