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  • 2024年12月23日
  • 学生・卒業生の活躍・活動

産業技術学部 産業情報学科の学生が学会で受賞

受賞の様子。学生が壇上の大きなスクリーンの前に立っている。

賞状

2024年7月25 木曜日と26日 金曜日にリオン株式会社で開催された情報処理学会アクセシビリティ研究会第25回研究会において、産業技術学部産業情報学科4年の船山滉介さんが研究発表を行い、その内容が高く評価され、学生奨励賞を受賞しました。

発表タイトルは「ARグラスを用いたろう・難聴者向け字幕提示方法の探索的研究:字幕位置の影響に着目して」です。本研究では、ARグラスを用いた字幕提示手法として、(1)従来のHMD型によるミラーリング表示、(2)AR空間上で字幕表示位置を固定する手法、(3)ユーザーが自由に表示位置を決定できる手法の3種類を比較しました。e-sports映像の視聴中に手話者とのコミュニケーションを行う状況で各手法を実験し、内容理解度およびフィードバックをもとに課題や利点を分析することで、より適切な字幕提示方法の可能性を探りました。

現在も、継続して研究に取り組んでおり、今後この成果がさらなる研究発展と社会実装につながることが期待されます。今後の展開については、白石研究室HPを適時ご参照ください。

発表論文:ARグラスを用いたろう・難聴者向け字幕提示方法の探索的研究:字幕位置の影響に着目して,船山 滉介,設楽 明寿,米山 文雄,加藤 伸子,白石 優旗(参考:学会受賞ページ

(産業技術学部 白石 優旗/2024年12月23日)