国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2024年12月24日
  • 見学

日本レストルーム工業会の皆さまが来訪

学長室での記念写真

デフスペース・デザインについて説明している様子

全員での記念写真

2024年12月16日 月曜日、日本レストルーム工業会のユニバーサルデザイン委員会から3名の方が見学のため来訪されました。 まず初めに学長との懇談が行われ、その後、谷副学長が本学の概要について説明を行いました。続いて、産業技術学部、山脇教授と劉教授が天久保キャンパス構内を案内し、聴覚障害者に配慮された施設の特徴をデフスペース・デザインの観点から紹介しました。

また、春日キャンパスに移動した後、保健科学部の松尾助教が学部の説明や施設の工夫について紹介しました。日本レストルーム工業会は、TOTO株式会社、株式会社LIXILなどトイレ・洗面室等、水まわりにかかわる設備機器メーカーを中心とした事業組織で、同会のユニバーサルデザイン委員会は、トイレの便器洗浄ボタンや呼び出しボタン等の使いやすい配置基準の制定とその普及の取り組んでいます。
春日キャンパスでの見学では、視覚障害当事者でもある松尾助教がトイレ使用時に感じる困難や課題を共有し、今後の公衆トイレのユニバーサルデザインに関する検証や講習会の開催等について、活発な意見交換が行われました。

写真は、3枚あります。右から学長室での記念写真、山脇教授が構内を案内している様子、全員での記念写真です。

(広報室/2024年12月24日)