国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

トピックス

  • 2024年12月26日
  • イベント

日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムでの大学案内・活動紹介の実施

筑波技術大学活動紹介の様子

相談・交流スペースの様子

学生スタッフの集合写真

2024年12月7日 土曜日と8日 日曜日に行われた、第20回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムにおいて、「筑波技術大学活動紹介」として活動紹介ポスター・機器展示を、「聴覚障害学生支援に関する相談・交流スペース」における授業時の工夫や実践紹介を行いました。

「筑波技術大学活動紹介」では、学部・大学院の紹介や、各種研究プロジェクト・開発システムについてポスター展示・機器展示を行い、多くの方に足を止めてご覧いただきました。

<学部・事業紹介>
  • 産業技術学部紹介
  • 共生社会創成学部紹介(2025年4月開設)
  • 大学院情報保障科学研究科 情報アクセシビリティ専攻紹介
  • 高大連携事業紹介
  • 聴覚障害者のためのキャリアサポートセンター事業紹介
  • 障害者高等教育拠点事業
<システム・プロジェクト紹介>
  • 遠隔情報保障システム「T-TAC Caption2」
  • ウェブベース遠隔ライブ字幕生成システム captiOnline(キャプションライン)
  • ISeee TL(TimeLine) タイムラインを活用したスポーツ・ライブイベント等の情報保障
  • 筑波技術大学でのPBL(Problem/Project Based Learning)
  • ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト

また、「聴覚障害学生支援に関する相談・交流スペース」での授業紹介では、天久保キャンパスにおいて「どの学生にも情報保障が伝わり主体的に参加できる授業環境どのように作っているのか」を中心に、5名の教員から日々の工夫を紹介しました。

  • 体育実技の授業や野外活動について:向後佑香(障害者高等教育研究支援センター)
  • 機械系実習について:辻田容希(産業技術学部)
  • 数学・理系の授業について:新井達也(障害者高等教育研究支援センター)
  • 美術・芸術系の実技の授業について:田嶋美雪(産業技術学部)
  • 英語・語学の授業について:田中豊大(障害者高等教育研究支援センター)
各30分間説明と質疑応答を行った後も、個別のご質問が多く寄せられました。
本学の取組について他大学の皆様にも知って頂くことができ、大変貴重な機会となりました。今後もご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

なお、本シンポジウムの当日の運用には、本学の学生18名がアルバイトとして参加しました。

写真は、3枚あります。左から筑波技術大学活動紹介の様子(captiOnline、ISeee TL、のポスター前で説明をする様子)、相談・交流スペースの様子(参加者5名に手話で説明をしている辻田先生)、学生アルバイトの集合写真(階段に学生15名が並び、手話で20を表したり楽しそうにしている集合写真)です。

(障害者高等教育研究支援センター 磯田恭子・中島亜紀子/2024年12月26日)