国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2025年9月 9日
  • 講座・セミナー

教職課程履修学生と卒業生との交流会を開催しました

細井氏からお話しいただいている様子

大谷先生からお話しいただいている様子

2025年7月23日 水曜日、教職課程履修学生と本学教職課程を修了した卒業生との交流会を実施しました。今回、視覚障害学生は春日キャンパス、聴覚障害学生が天久保キャンパスと 分かれて行いました。

春日キャンパスは、株式会社クラ・ゼミ(こどもサポート教室)に勤務している、卒業生の細井恒佑氏をお迎えし、教育実習の経験を中心に、教職課程4年間で学んだことをお話しいただきました。 特に、教育実習期間中の1日のスケジュールや授業実習について詳しくご説明いただきました。また、現在の勤務では、教職課程での学びが大いに役立っているとのことでした。
交流会に参加した学生は、質疑応答を通じて、教員免許を取得するために必要なことを整理するとともに、これから臨む教育実習に向けてイメージができたようです。

天久保キャンパスは、筑波大学附属聴覚特別支援学校で教鞭をとる大谷泰樹先生をお迎えしました。まず、大谷先生より教育実習の経験や意識すべきことなどをお話しいただきました。 その後、学生から学力や能力の差が大きいクラスにおいてどのように授業を進めたらよいかなどの実践的な質問があり、大谷先生から貴重なアドバイスをいただきました。また、教育実習だけではなく教育系大学院、教員採用試験、仕事などに関する質問も多く出ました。

本交流会には、これから教育実習を迎える4年生、既に教育実習を終えた4年生が出席し、それぞれに応じた情報や刺激を得ることができたようです。

写真は2枚あります。左が、春日キャンパスにおいて細井氏が教職課程履修学生にお話ししている様子、右は、天久保キャンパスにおいて大谷先生が教職課程履修学生にお話をしている様子です。

(広報室/2025年9月9日)