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- 2025年12月24日
- 研究
大学院生の山元颯斗さんが人工知能学会全国大会で学生奨励賞を受賞



2025年7月24日、人工知能学会第39回全国大会において、技術科学研究科2年生の山元颯斗さんが「ろう・難聴のための正しい歌唱リズム獲得支援システムの開発」というタイトルで発表を行い、学生奨励賞を受賞しました。発表は、オーガナイズドセッション「音楽認識・生成技術が紡ぎ出す未来の社会」で行われたものです。人工知能学会第39回全国大会学生奨励賞のページへのリンク
本研究は、音楽を好むろう・難聴者に向けて、歌唱のリズム情報を振動として提供する独自のシステムを改良するための基礎実験に関する内容です。システムを活用することで、音楽鑑賞時に正しい歌唱タイミングを把握できるようになり、歌唱時のタイミングの遅れや先行を減らすことが可能となります。これにより、歌う楽しさをより多くのろう・難聴者に届けることを目指しています。
山元さんは、今後も研究をさらに広く深め、多くのろう・難聴者に音楽の楽しさを伝えていく考えです。
写真は3枚あります。左から、賞状を持つ山元さん、発表の様子、賞状の画像です。
(産業技術学部 平賀 瑠美/2025年12月24日)