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- 2021年12月 6日
- 視覚
本学学生が基本情報技術者試験に点字受験で春秋続けて合格
本学保健科学部情報システム学科2年生の北畠一翔さんが、10月10日 日曜日に実施された令和3年度秋期基本情報技術者試験に合格しました。特別措置による点字受験で7時間30分におよぶ長時間の試験に耐えた北畠さんの合格は、学科としては最年少の記録です。先日合格した藤井さんに続き、春秋続けての朗報となりました。
北畠さんは令和3年度春期試験でITパスポート試験にも合格。今回の受験では、設問の図表を点字で理解することが難しいため、障害者高等教育研究支援センターで参考書を点図にしてもらったりしました。それらを通じて基本的知識を身に付け、受験勉強に取り組んだ結果、初挑戦で合格できたそうです。小学生の頃からインターネットや点字編集を通じてパソコンの面白さを知った北畠さん。「今はプログラミングを学ぶこと、人の役に立つものを作ることが楽しい。将来は視覚障害者向け支援技術の開発やサポートができるITエンジニアとして活躍したい」とコメントしていました。写真は合格証書を手にする北畠さんです。
(情報システム学科 嶋村 幸仁/2021年12月6日)