国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

学部・大学院

2017年度

夏季デフリンピック競技会 男子4×100mリレーで金メダル

夏季デフリンピック競技会 男子4×100mリレーで金メダル

 

夏季デフリンピック競技会 男子4×100mリレーで金メダル

2017年7月にトルコ・サムスンで開催された第23 回夏季デフリンピック競技会において、本学部を卒業し、本学大学院技術科学研究科産業技術学専攻に所属する設楽明寿さんが、陸上男子4×100mリレーに出場、陸上男子日本代表で初めてとなる金メダルを獲得しました。

帰国後に本学で開催した報告会の際に設楽さんは「国民の皆様から多数ご声援を頂き重責を感じていましたが、金メダルを獲得できてほっとしています。準決勝前に怪我をしてしまいましたが、仲間達が信じてくれてバトンをつなぐことが出来ました。」とコメントしました。この報告会の様子は多数のメディアに取り上げられました。 この活躍が認められ、本学での学長賞をはじめ、文部科学大臣表彰、地元群馬県の「群馬県スポーツ賞顕彰スポーツ栄 誉賞」等を受賞しました。なお、文部科学大臣表彰においては、デフリンピックで入賞した卒業生6名も受賞しています。

本学の大学院生・卒業生がデフリンピック入賞者に係る文部科学大臣表彰式典で表彰

本学の大学院生・卒業生がデフリンピック入賞者に係る文部科学大臣表彰式典で表彰

2017年12月5日火曜日、東京都・港区 八芳園「白鳳館」にて本学大学院生の設楽明寿君および本学の卒業生6名が文部科学大臣から表彰されました。この式典は本年7月にトルコ・サムスンにおいて開催された第23回夏季デフリンピック競技大会において入賞した方を対象としたものです。

写真は左から順に、林文部科学大臣と鈴木スポーツ庁長官との記念撮影(設楽君は前列左から2番目)、設楽君及び卒業生による記念撮影の様子です。

また、以下は今回表彰された本学卒業生の皆さんです。(順不同)岡部 祐介さん/中村 晃大さん/加賀充さん/成木 俊介さん/宇賀耶 早紀さん/品田 千紘さん

ものづくり教室(教育ボランティア活動)

ものづくり教室(教育ボランティア活動)

 

ものづくり教室(教育ボランティア活動)

将来教員を目指す学生たちが中心となって、ろう学校へ出向いて小中学生を対象にしたものづくり教室を開いています。2016年度は5回(「紙コップによるケン玉作り」「スライム時計を作ろう」など)、2017年度は7回(「磁石ザウルスを作ろう」「わんわん貯金箱を作ろう」など)実施しました。本学で学んだ知識や経験を生かしたこの取り組みを通して、自らの教える力を磨くとともに、子供たちにものづくりの楽しさ、醍醐味を伝えています。

2017年度

  • 5月 磁石ザウルスを作ろう
  • 6月 迷路のビー玉転がしを作ろう
  • 7月 大塚ろうのサンサンカーニバルに備えたお店屋さんごっこ
  • 11月 クリスマスリースを作ろう
  • 12月 わんわん貯金箱を作ろう
  • 1月 節分のためのお面を作ろう

本学学生によるオーガナイズドセッションが情報処理学会アクセシビリティ研究会において受賞

本学学生によるオーガナイズドセッションが情報処理学会アクセシビリティ研究会において受賞

学院技術科学研究科産業技術学専攻情報科学コース2名、産業技術学部産業情報学科情報科学専攻4年4名によるオーガナイズドセッション「生活・社会アクセシビリティ- デフ・リケジョ-」が、2017年12月8日金曜日から9日土曜日に首都大学東京秋葉原サテライトキャンパスで開催された情報処理学会アクセシビリティ研究会において、学生奨励賞を受賞しました。

オーガナイズドセッションでは大学院生の加藤優さん、中原 夕夏さん、学部学生の赤間 怜奈さん、西山 小百合さん、小林 なな恵さん、平井 見奈さんがそれぞれ取り組んでいる研究について発表しました。それぞれの研究を独立した発表として聞きたい、など会場から様々なコメントや質問が出て、本学で学生がどのような研究をどのように進めているかについて参加者に興味を持ってもらえました。

写真はオーガナイズドセッションの発表の様子です。

理工系女子応援シンポジウムに出展

理工系女子応援シンポジウムに出展

2017年10月14日(土曜日)につくば国際会議場で開催された、「理工系女子応援シンポジウム」において、本学の学生(産業技術学専攻 加藤優、産業技術学部 西山小百合)、教員(鶴見昌代、小林真、加藤伸子)が研究紹介を行いました。

「理工系女子応援シンポジウム」は茨城県が進路選択を控えた生徒、保護者の皆様に理工系を選択した場合の将来像についてイメージしていただくために開催したもので、「理系の仕事を知ろう」のコーナーで、筑波技術大学のブースを出展しました。

写真は、生徒に卒業研究の内容を紹介している様子です。

本学卒業生がHI学会研究会賞を受賞

授賞式の様子

 

受賞した渡辺彩乃さん

平成28年3月に産業情報学科を卒業した渡辺彩乃さんと河野純大准教授が、ヒューマンインタフェース学会研究会賞を受賞しました。受賞対象となったのは、第130回ヒューマンインタフェース学会研究会「高齢者、障がい者支援技術および一般」で行なった研究論文発表「テレビCMにおける内容理解度の高い字幕に関する基礎的検討」です。

同賞は、2016年にヒューマンインタフェース学会研究会で発表されたすべての研究論文の中から、優秀な発表に対して授与される賞です。授賞式は学会総会後に同会場にて行われました。
写真は授賞式の様子(上)と受賞した渡辺彩乃さん(下)です。

二科茨城支部展で本学学生・卒業生が「茨城新聞社賞」等多数受賞

茨城新聞社賞を受賞した在学生の太田美菜子さんの作品「朝と夜がきて世界は廻る」

努力賞を受賞した卒業生トムチュク夏海さんの作品「花魚ーえびぞめの章ー」

5月13日土曜日から18日木曜日にかけて、水戸市の茨城県民文化センターで開催された第55回二科茨城支部展デザインの部で、在学生の太田美菜子さんが「茨城新聞社賞」、川渕大成さんが「県議会議長賞」、卒業生のトムチュク夏海さんが「努力賞」、川畑明子さんと菊池樹理さんが「入選」に輝きました。

二科展には毎年総合デザイン学科の有志が在校生、卒業生を問わず自由意思で応募し、毎年多数の受賞者を輩出しています。
左の写真は、茨城新聞社賞を受賞した在学生の太田美菜子さんの作品「朝と夜がきて世界は廻る」(上)、および努力賞を受賞した卒業生トムチュク夏海さんの作品「花魚ーえびぞめの章ー」(下)です。

過去の学生の活躍・本学の可能性