学部・大学院
2019年度
本学学生が情報処理学会第9回アクセシビリティ研究会において学生奨励賞を受賞
本学産業技術学部産業情報学科情報科学専攻4年(当時)の土屋 智彦さんが、2019年3月8日 金曜日から10日 日曜日に筑波技術大学春日キャンパス講堂において開催された情報処理学会アクセシビリティ研究会第9回研究会において学生奨励賞を受賞しました。受賞した発表論文のタイトルは、「深層学習を用いたセンサグローブによる指文字認識の改良」です。
本学大学院生が国際会議で発表
本学大学院技術科学研究科産業技術学専攻2年(当時)設楽明寿さんらの論文が、2019年3月4日 月曜日から6日 水曜日にかけてモンクット王工科大学(タイ・バンコク)において開催された第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議(UD2019)に採択され、設楽さんが発表しました。発表した論文のタイトルは、「Tactile Stimulus Start System Proposal for Deaf and Hard of Hearing Sprinters」です。
デフフットサルワールドカップ2019に本学卒業生が出場
11月9~16日に、第4回デフサッカーワールドカップがスイスで行われました。本学卒業生5名が日本代表選手として出場しました。 男子は折橋正紀さん(2期生)、吉野勇樹さん(7期生)、女子は田村友恵さん(短大10期生)、中島梨栄さん(旧姓:濱田/短大14期生)、岩渕亜依さん(8期生)です。また、スタッフとして、野呂啓さん(短大4期生)、朝倉ゆり奈さん(総合デザイン学科4年生)がチームに帯同しました。
本学大学院生が日本言語学会の大会発表賞を受賞
2019年6月22・23日に東京・一橋大学で日本言語学会第158回大会が開催され、本学技術科学研究科情報アクセシビリティ専攻手話教育コース2年生の矢野羽衣子さんが 「愛媛県大島宮窪手話における一致動詞の空間使用」と題する演題発表(松岡和美氏との共同発表)において、大会発表賞を受賞しました。大会発表賞は日本言語学会の若手会員の研究を奨励し、学会全体の学術水準の向上を図るために、2011年に設けられたものです。矢野さんはこの研究成果を踏まえて、奄美大島に生まれ育った不修学ろう者の手話システムの研究に取り組んでいます。
本学学生が「第6回茨城学生建築展」で奨励賞を受賞
2月20日 木曜日に開催された茨城県建築士事務所協会主催の「第6回茨城学生建築展」 の審査において、産業技術学部産業情報学科システム工学専攻4年の西野弘二君が、 「福井県若狭町の課題解決を目的とした拠点づくり~少子高齢化・地方移住者・災害 の観点から~」の設計演習課題作品で奨励賞を受賞しました。茨城県内の建築関連科目を有する大学、専門学校等が参加するこの建築展では、学生らしい発想力とデザイ ン性、そして新しい考えを提案する作品が評価されます。受賞に際し西野君は、「福井県若狭町で育った私が聴こえないことがわかり、幼少期は越境して京都ろう舞鶴分校に通っていた経験を元に、地元での疎外感を埋めたいと思い、コミュニティづくりを考えました。これまで勉強してきたことの集大成としてすべてを注ぎ込んだ作品であり、奨励賞に選んでいただき嬉しく思っています」と語ってくれました。
生田目教授、鈴木拓弥准教授、在校生、卒業生がJR羽鳥駅の壁画を制作
産業技術学部の生田目美紀教授と鈴木拓弥准教授、在校生、卒業生が、小美玉市からの委託事業により、JR常磐線羽鳥駅の東西自由通路に設置される壁画(モザイクタイルアート)を制作しました。 羽鳥駅では、橋上駅舎化に伴い東西自由通路が新設され、2020年2月16日に通路の全面供用が開始されました。東西自由通路の計画にあたり、駅舎と調和のとれた住民参加による壁面デザインを実現するため、2018年度より小美玉市と本学とが協力して北側壁面(およそ14.4m×1.5m)の企画検討、デザイン、ワークショップ運営、制作を進めてきました。この計画には市民参加手法が用いられ、壁面デザインからワークショップ運営、モザイクタイルアート制作まで、各段階において小美玉市民、産業技術学部の教員、在校生、卒業生が参加しました。ワークショップでは保健科学部の小林真准教授や視覚障害学生の協力も得て、障害の垣根を超えてモザイクタイルアートを制作しました。14万4千ピースの10mm角タイルを用い、延べ120名を超える参加者の手作業によって構成された壁画は、小美玉市民や駅利用者に親しまれる新たなシンボルとなりました。